HEXAの審査と不適切なコンテンツ報告

       

HEXA審査の位置づけについて

HEXAの審査はなぜあるの?

Open Seaなど世界的なマーケットプレイスでは、審査がなく誰でもどのようなコンテンツでもすぐに発行できます。HEXAでも多くの方が自由に自己の責任においてご利用いただけるマーケットプレイスを目指しております。

一方、HEXAでは日本円での決済があること、及び日本人をユーザーとして対象としていることから、資金決済法に反する内容、景品表示法に反する内容、年齢制限コンテンツ(出庫が可能なため、年齢制限をサイト内で付けたとしてもそれだけでは不十分と判断される可能性があるため、そもそも年齢制限コンテンツの発行はできません)、公序良俗に反するものなどの発行をプラットフォームとして「可能な範囲内」で排除する必要があります。あくまでも個別事案について弁護士確認をヘキサで行うことはできませんため、最終的には発行者の責任であることに変わりはありません。

また、発行者の責任である場合でも、意図的かまたは知らずに、テレビのスクショ、明らかに商標を侵害しているとわかるもの(これはGoogle画像検索や、担当者の個人の経験や知識レベルによります)を大量に出品される方も多く、これらの排除の目的もあります。

HEXAの審査を通ったものがHEXAとして適法とお墨付きを与えるものでは「ありません」

商標侵害や著作権侵害についてはヘキサで全て完全な審査はできません。有名人を題材にしたり、有名なアニメコンテンツを題材にするものであっても担当者がその有名人を知らなかったり、その有名アニメを見たことがない、知らないケースもあります。さらにそれに類似すると想像されても、その境界線は最終的には弁護士・裁判所の判断となり、ヘキサで判断できるものではありません。

それでもHEXAが一般ユーザー様の発行を許可する理由

そういった懸念から多くの日本のNFTマーケットでは一般ユーザーの発行を制限し、一定の知名度があり、公にそのクリエイティブがその方のものであると認められている方のみ、厳格な本人確認を行ったうえで発行許可を行っているケースが多くなっております。しかし、ヘキサでは現状(今後変わり得る可能性はあります)、多くの方に使っていただけるマーケットにしたいという思いから、発行者様の責任でご発行頂くというスタンスを継続致します。


審査期間について

審査期間については、HEXAの審査が完全なものではないにしろ、利用ユーザー様が増加していること、マーケットとしての信頼性を高めるという観点から、完全な審査はもちろんできず、ご発行者様の責任であることに変化はありませんが、審査体制の見直しを行い、下記の目安とさせていただきます。

平日審査:約12時間毎

休日審査:約24時間毎


マーケットの信頼性向上のための機能追加

下記の機能を2022年8月上旬をめどに搭載させて頂きます。現在、最優先で開発中となります。

1)不適切コンテンツ報告通知機能(リリース済)

発行者様に直接、不適切なコンテンツの報告内容が通知されます。

問題報告申請の内容については、明らかな誹謗中傷やスパムなどの場合を除き、発行者様へ通知させて頂きます。報告があったとしても、発行者様にて適法性を確認頂いており、権利関係も問題ないと判断される場合は対応の必要はございません。

なお、報告者が権利保有者である場合でかつHEXAから報告者へ権利保有者本人であることの確認が取れた場合、またはHEXAで確認して明らかな規約違反と判断される場合は、HEXAとして対応をさせて頂きます。

不適切コンテンツ報告はすべてのNFTページにある「このNFTの問題を報告」のリンクからご報告ください

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2)権利補足項目の新設(リリース済)

発行者様にて、発売されるNFTコンテンツの権利関係について補足する情報を記載できるようになります。補足情報については、公に公開する公開補足情報、HEXA審査チームへ補足するための非公開補足情報の2つの設定を発行時点で行っていただける予定です。

3)NG区分開示機能(8/1リリース済)

HEXAとして発行NGとさせて頂いた際に、その区分を通知させて頂く機能となります。審査NGとなりますと、審査NGの区分(資金決済法の観点か、公序良俗の観点か、年齢制限の観点かなど)が審査NGメールと共に届きます。なお、詳細にどの点がNGで、どうやれば審査が通るかのお問い合わせには引き続き回答できません。HEXAで審査OKであったとしても、適法性については発行者様ご本人の責任となるため、発行者様にてご確認いただく必要があるためです。

合わせて「NFT発行時に気を付けるべきポイント(法令・規制)」も必ずご確認ください。


NG区分について

対象となるNG個所について

コンテンツ(画像・音声・動画・3Dデータなど)、説明文、袋とじ、その他など、どこがNGに該当する要素であったかがNGメールにて通知されます。

NG理由区分について

NG利用区分についてはあくまでもHEXAが簡易的に調査するものであり、審査でNGにならなかったものが全て権利関係がクリアになっている適法コンテンツとHEXAが表明するものではありません。適法性については、発行者様が利用規約に基づき、表明保障されており、100%発行者様の責任となります。また、HEXAは責任を負うことはできません。

商標権:商標登録されている名称や立体形状などが含まれるコンテンツ、説明文の可能性が疑われる場合に該当します。商標権所有者の場合、その旨がアカウントやNFTからわかる必要があります。

著作権:WEB上に類似する著作物があり、アカウントから著作権を保有する本人の発行であることが分からないケースなどが該当します。著作者である場合、その旨を示すツイッターアカウントであることや補足説明が必要です(権利元公式HPから該当するツイッターアカウントへリンクを張るなど)

商用利用不可コンテンツ・アプリ使用:NFTとして販売を禁止されているコンテンツやアプリによって生成されたコンテンツの疑いがある場合に該当します。特にAI生成コンテンツについては、AIの学習対象になっているものがWEB上の著作物である場合、国によって判断基準が異なるため、NGとなります。

年齢制限コンテンツ:NFTは出庫が可能でプラットフォーム外でも表示されます。そのため、年齢制限コンテンツのNFTの発行は禁止されており、その可能性が疑われるコンテンツが該当します。

景品表示法:NFT購入者へ経済性のある特典を付与したり、価値のある特典を付与する場合など、景品表示法に触れる疑いがある場合に該当します。

資金決済法:資金決済の目的に使用されるとみなされるNFTは暗号資産に該当する可能性が高いため、そういった疑いのあるNFTについて該当します。

公序良俗:プラットフォームの信頼性およびHEXAマーケットプレイスの信頼性を損なうと判断されるコンテンツが該当します。これは、HEXAマーケットを使用されるユーザー様の全体の属性などから随時基準は見直されます。

アカウント信頼性:発行元のアカウントの信頼性が乏しく、発行するコンテンツが発行者本人のものであることが信頼できない場合や、スパムアカウントであることが疑われる場合に該当します。作成されたばかりのアカウントであったり、全く活動が見られないアカウントは他のウェブサイトやSNSからリンクを張るなどによって信頼性を高めていただく必要があります。

権利不明瞭:権利関係について不明瞭な場合に該当します。公開される権利補足情報へ追加の情報の記載が必要です。

その他:上記にいずれも該当しない場合で利用規約に反するコンテンツであると判断された場合に該当します。


著作権や商標以外でよくあるNG事例

ランダム性のある景品について説明文に記載があるNFT

HEXAでは現状、購入段階で一定価値のある景品を付与することをうたった景品の内容が不確定なランダム要素のあるものを説明文に設定されたNFTについては、多くのほとんどの場合、審査でわかる範囲で審査NGとさせて頂いております

二次販売での取得者が誤解を生む可能性のある説明文の記載があるNFT

NFTについては転売可能となり、一次販売者だけでなく、二次販売にて取得されるケースもあります。説明文の内容が二次販売での購入者に誤解を与えるような内容のものについても、審査でわかる範囲で審査NGとさせて頂いております

シルエット・立体商標に注意

シルエット・立体商標にお気を付けください。有名な建造物で過去に裁判例があるものもございます。審査NGで心当たりのあるコンテンツが含まれている場合はご確認ください。審査OKのものがOKということでもありません、発行者様にてご確認の上ご発行ください

合わせて「NFT発行時に気を付けるべきポイント(法令・規制)」も必ずご確認ください。


さいごに

審査で全ての権利調査はできません。年代・趣向等で感覚は異なり、弁護士でも判断が分かれます。最終的には裁判所の判断となり、HEXA審査でも判断できません。最終的に全て発行者様の責任となり、審査は最低限の確認です。発行者様で事前に適法性をご確認の上、ご発行をお願いします