HEXAメタバースは、NFTマーケットのHEXA(ヘキサ)が運営するプロジェクト「HEXAメタバース・ゲートウェイ」の略称です。HEXAメタバースには他のメタバースと異なり、下記の大きな特徴があります。
NFTマーケット「HEXA(ヘキサ)」では、クレジットカードから誰でも仮想通貨・ウォレットなしでNFTの販売や購入ができるサービスを実現することによって、仮想通貨やウォレットなどのハードルをなくしました。HEXAメタバースでも同様に、パソコンやアプリインストールなしで、さらに特定の時間に集まったり、音声でコミュニケーションするハードルをなくしていつでも誰でも気軽に楽しめるメタバースの実現を目指します。また、NFTマーケットと連動し、デジタル上で完結する経済の誕生も目指します。
目次
- HEXAメタバースの概要
- HEXAメタバースの部屋
- HEXAメタバースのLAND機能
- HEXAメタバースの基本操作方法
- 使用するアバターの変更方法
- NFT設置操作方法
- Open Sea NFTのHEXAメタバース設置方法
- 設置NFTに当たり判定設定
- 設置NFTにリンク設定(HEXA LAND地主のみ)
- HEXA LANDのエリア設定・地主モード
- HEXAメタバースと住民票NFT、LAND NFTの位置づけ
- 住民票NFTとHEXA LAND NFTのメタバース機能差
- HEXA LAND NFTとHEXA住民票NFTについて
- HEXAメタバース描画品質設定
- アバターNFTの仕様について
- エリアNFTの仕様について
- HEXAメタバースのよくある質問
- ユーザー様のHEXAメタバース空間(一部)
- NFTマーケットプレイス「HEXA(ヘキサ)」とは
- 企業様のお問い合わせ
- HEXAメタバースの不具合報告
HEXAメタバースの概要
HEXAメタバース・ゲートウェイプロジェクトは、メタバース空間への橋渡しをするプロジェクトです。メタバース上では現実世界と同様、コミュニティができ、個人間の関係や土地や住民票や家があり、デジタルで完結する世界のデータにNFTを通じて所有権が生まれます。HEXAメタバース・ゲートウェイプロジェクトでは一足早く、将来どのようなメタバースプラットフォームが主流になるにせよ、先行してメタバース上のコミュニティと所有権を作るプロジェクトです。
HEXAメタバースは、従来のメタバース空間とは異なり、同じ時間に集まる必要のない、スマートフォンのブラウザから簡単に楽しめるSNS型のメタバース空間を提供することを目指しています。また、HEXAはNFTマーケットプレイスを中心にサービスを展開し、NFTを通じた経済活動が行われるメタバース空間を構築することに注力しており、今後もさらなる機能拡充を行っていく予定です。経済活動を変える新しい未来をお見逃しなく!
HEXAでは、住民票NFTを持つユーザーは自分の家にNFTを飾れ、HEXA LAND NFT(広告枠NFT)を持つユーザーはHEXA LANDに建物を設置できます。
HEXAメタバースの部屋
HEXAメタバースの部屋機能は、2022年5月16日のα版リリースで実装されました。HEXA住民表NFTを保有していれば、自分の家にHEXAで発行されたNFTを飾って人を招き入れることができます。
家主モード、ゲストモードがあり、家主モードでは自由にNFTの設置ができます。音楽NFTを設置すると、プレイリスト方式で家主がデフォルト順を並び替えてBGMとして設定できます。ゲストモードではだれでもURLが分かれば、訪問してNFTを鑑賞したり、気になるNFTはそのまま購入したりすることができます。家主モード、ゲストモードいずれもスマホからも利用できます。
各住民票毎に飾ることのできるNFTに違いがございますので住民票の詳細はこちらからご確認ください。
HEXAメタバースのLAND機能
HEXAメタバースのLAND機能については、2023年3月28日のHEXAメタバースβ版リリース時にまずGODエリアが公開されました。GODエリア以外のLANDについては2023年5月31日に開放されました。HEXA LAND保有者はNFTを通じて自由に街を設定したり作ったりすることができます。
なお、HEXA LANDのエリアはローディング画面なしですべてシームレスにつながって移動できる広大なエリアとなります。HEXAメタバースでは、一つの大きな街でNFTを通じた経済活動が行われることを目指しております。
HEXA LANDにおけるNFTについて
HEXA LANDには全ての保有NFTの設置が可能となり、さらには販売済の全ての発行NFTの設置も可能です。過去作品など、全作品を展示したクリエイターランドなども実現可能です。販売済の発行NFTは所有者名も表示され、販売済のNFT価値向上にもお役立ていただけます。さらに設置NFTには、外部リンク及び住民票部屋への入り口等の設置も可能です。なお、各エリア毎に多くのデバイスでご利用可能なメタバース空間とするため、設置可能なNFTの合計サイズ、ポリゴン数、オブジェクト数などの制限をさせて頂いております。
また、HEXA LAND NFT及び第1~3回の住民票NFTルームには、Open Seaに所有するNFTも飾ることができます(Open Sea NFTについては、Open Seaの仕様変更や規約変更、その他の法令などに基づき、予告なく対応が終了する場合がございます)。
HEXAメタバースでイースターエッグを探せ!
HEXAメタバースβ版のリリースを記念して、HEXA LANDに合計150個のイースターエッグを隠しました。最初に全てを見つけたユーザーに100万円分のNFT購入チケットが贈られました。また、イースターエッグを見つけるたびに、スコアボードに1点加算され、他のユーザーの進捗もリアルタイムで確認できます。なお、プレゼントが獲得できる期間は2023年5月31日23:59までとなっていました。
HEXAメタバースの基本操作方法
HEXAメタバースの基本操作方法は以下のとおりです。
①一人称・俯瞰視点の変更:カメラボタンをクリックすることで一人称視点(アタバーが表示されず、アバターの目線で世界を見ることができる)と三人称視点(アバターが表示される)を切り替えることができます。
②メッセージの表示・非表示:部屋やLAND上に設置されたユーザーのメッセージを非表示にしたり、表示したりすることができます。メッセージは家主・ランドオーナーは自由に削除をすることができます。
③現在位置の保存:HEXA LAND上では住民票の枚数分だけ、自分が今いる位置を保存することができます。これにより、いつでも保存した好きな位置から探検を再開することができます。
④アバターに設定したアクションボタン:1,2,3,4はアバターNFTに設定したアニメーションが再生されます。また中心のボタンはジャンプボタンとなっています。パソコンからはスペースキーでもジャンプが可能です。
⑤移動スティック:スマートフォンからはスティックをドラッグすることで移動ができます。パソコンからはE(上)、D(下)、S(左)、F(右)のキーで移動ができます。
⑥メッセージを投稿する:HEXAにログインしていれば、好きな場所にメッセージを残すことができます。ただし、メッセージには必ずツイッターリンクがはられます。
⑦NFT設置:家主モードでオーナーは自由にNFTの設置ができます。
⑧音楽NFTの再生:部屋では家主が音楽NFTを設置することで、設置された音楽NFTをプレイリスト形式で再生することができます。部屋を訪れたユーザーに聞いてもらうことが可能です。
⑨イースターエッグ:イースターエッグは見つけたらクリックすることで獲得できます。獲得する毎に1点、スコアボードに得点が加算されます。
⑩住民日記投稿:メタバースの画面をキャプチャし、日記を投稿することができます。
使用するアバターの変更方法
使用するアバターの設定を変更するには、メタバーストップページの「設定」及びメタバース内の設定ボタン(⚙マークのボタン)から行います。HEXAメタバースにログインした上で、設定画面を開くことで、アバターNFTの設定ができます。
新規設定からアバターに使用できるアバターNFTを保有していれば、アバターとして読み込むことが可能です。設定名称には発行者の設定したアニメーション名が表示されており、クリックすることでアニメーションを確認できます。それに対し、右側の動作から、該当アニメーションを何に対応させるかを設定することが可能です。
アバターとして使用できるアバターNFTについて
アバターとして使用できるアバターNFTには、NFTデータの左上にアバターNFTを示すマーク(下記図)があります。このマークのあるアバターNFTが利用できます。購入前に「HEXAメタバース表示を確認」のボタンから実際にHEXAメタバース空間で動作確認をしていただけます。
NFT設置操作方法
家主モードでは、+ボタンでNFTの設置が可能です。設置するNFTは、移動、回転、サイズ変更を自由に行うことができます。また透過画像NFTについては、パネルなしで設置することで透過されたままのNFTとして設置することができます。
Open Sea NFTのHEXAメタバース設置方法
HEXA LAND及びHEXA住民票NFT第1~3回の部屋では、Open Seaで取り扱われているNFT(Open Seaが排除しているNFTを除きます)のうち、ウォレットに保有しているNFTを飾ることができます。NFTを設置する+ボタンから、OpenSeaのタブを選び、保有するOpen SeaのNFTページのURLを入れることで設置できます。
なお、接続しているウォレットアドレスが接続ウォレットに表示されます。ウォレットの接続設定をされていない方は、ウォレットを設定するボタンまたは、マイページの設定からウォレットの設定をお願いします。
設置NFTに当たり判定設定
3D NFTについては、当たり判定(衝突判定)の設定が可能です。衝突判定のチェックボックスを入れることで、住民票ルーム及びHEXA LANDで対象物の当たり判定をONにすることができます。なお、詳細をクリックすることで以下の4つの当たり判定の設定(当たり判定はメッシュの表側のみ作動します)が可能となります。
1)全メッシュに当たり判定をつける
2)collision_ で始まる名称のメッシュのみに当たり判定をつける
3)nocollision_ で始まるメッシュを除く全てのメッシュに当たり判定をつける
4)当たり判定を一切つけない
*平均スマホ性能を踏まえ、現状ではアニメーション付きの当たり判定は動作しません
設置NFTにリンク設定(HEXA LAND地主のみ)
HEXA LANDに設置したNFTにはリンクの設定が可能です。保有NFTには任意の保有する住民票ルームへつながるリンクを設置し、入り口とすることができます。また、自分で発行しているクリエイターNFTには外部リンクの設置も可能です。広告看板などをHEXA LANDに設置されたい場合、NFT発行申請から広告看板の画像などをNFTとして発行申請し、リンク付きのNFTとして設置する事もできます。
HEXA LANDのエリア設定・地主モード
HEXA LAND NFTを保有している方は、1つの大きな繋がったHEXA LANDの中の保有する土地に自由にエリアNFTを設定することができます。下記は、Metropolis のHEXA LANDの例ですが、各SANDサイズ(Metropolisは6✕6の36サイズ)毎にエリアNFTの設定が可能です。
なお、エリアNFTを保有されていない場合、GenesisとMetropolisにはサンプルセットが用意されており、そちらから読み込みが可能です。さらに、それ以外のエリアも含め、デフォルトエリアセットからエリアNFTを持っていなくてもエリアの設定を行うことも可能です。
HEXA LANDの地主モードでは、NFTの設置や初期位置の設定が可能です。
HEXA LANDの地主モードの基本操作は以下のとおりです。
⑪NFTの設置:操作方法はこちら
⑫浮遊モード:重力・当たり判定を一時的になくし、エリアを移動できます(地主モードのみ)
⑬初期位置を設定:LANDに直接入ったときの初期位置を設定できます
⑭区画の設置状況:エリアNFTと設置NFTの合計は下記の制限以内とする必要があります
サイズ:32MB以下
オブジェクト(メッシュ)数:1,250以下
三角ポリゴン数:39.5万以下
マテリアル数:1,250以下
テクスチャサイズ:最大1024px ✕ 1024px
⑮リンク設定:設置したNFTにリンクを設定できます。操作方法はこちら。
⑯当たり判定設定:設置したNFT二当たり判定を設定できます。操作方法はこちら。
HEXAメタバースと住民票NFT、LAND NFTの位置づけ
HEXAメタバース・ゲートウェイでは、住民票NFT、LAND NFTの保有有無によってできることが異なります。下記についてはあくまでも予定となりますが、下記が想定されております。
住民票NFTとHEXA LAND NFTのメタバース機能差
住民票NFTを保有することで利用できるHEXA住民票ルーム(メタバース)とHEXA LAND NFTを保有することで利用できるHEXA LAND(メタバース)の機能面での違いをまとめました。
HEXA LANDだけでできること(住民票ルームではできない)
1.クリエイターNFTの設置(販売後も設置可能)
HEXA LANDには、販売済の発行NFTの設置ができます。そのため、既に販売済のNFTも設置して、販売済のNFTの宣伝ができます。これによって、クリエイターランドのような空間が作れます
2.外部リンクの設置(住民票ルームへの設置も可能)
HEXA LANDには外部リンクの設置が可能です。また、住民票ルームへのリンクも設定可能となりますので、様々な用途にご活用いただけます。
3.エリアNFTの設定
HEXA LANDにエリアNFTを設置して自分だけのエリアを設定することができます。
4.隣接LANDとのシームレスな接続
隣接するLANDとシームレスに移動ができます。ローディング画面が表示されずにHEXA LAND全体が1つの大きな空間として繋がります。そのため、リンクを知っている人だけがアクセスできる住民票ルームと異なり、新規ユーザーに知って貰う機会が増えます。
5.開始位置の設置
LANDに直接入室した際の開始位置を設定することができます。
6.Coming Soon
HEXA LAND には今後も様々な機能が搭載されていく予定です。
HEXA LAND と 住民票 ルームの両方でできること
1.保有NFT、売れていない発行NFTの設置
保有NFTと売れていない発行NFTの設置ができます。但し、売れていない発行NFTの設置はHEXA LANDでは無条件にできますが、住民票ルームでは第1回住民票のクリエイターズルームのみとなります。
2.設置NFTに当たり判定をつける
設置NFTへの当たり判定は、HEXA LAND及び住民票ルームいずれでも可能です。
3.メッセージの書き込み
メッセージの書き込みはHEXA LAND、住民票ルームともに可能です。
4.住民日記の投稿
HEXA LAND、住民票ルームともにスクリーンショットを撮影して日記を投稿することができます。
住民票ルームでできて、HEXA LANDでできないこと
1.重いファイルや重いポリゴン数のオブジェクトの設置
HEXA LAND はスマートフォンから誰でもスムーズに利用いただける空間を提供するという趣旨から、設置できるオブジェクトの容量やポリゴン数等に制限があります。一方、住民票ルームではそういった制限がなく、重いオブジェクトも設置可能です。ただし、住民票ルームでは制限がないことから、重いファイルをおいてしまうと、一部のデバイスやスマートフォンでは開けなくなってしまうことがあります。
2.カメラとアバターの間の非透過設定
カメラとアバターの間のオブジェクトについてデフォルトでは、透過される設定となっておりますが、住民票部屋では設定から「透過しない」の設定が可能です。
HEXA LAND NFTとHEXA住民票NFTについて
HEXAではHEXAメタバース・ゲートウェイプロジェクトとして、HEXA住民票NFT(HEXA LAND Residents NFT)を配布しており、第1回目の住民登録では1日で6,000人を超える住民登録を受け付けました。これまで住民登録申請は過去3回だけ、短い期間の中で受け付けられ、合計で26,069名のHEXA住民票が発行されています。住民票は無償で配布されましたが、住民票番号2番のNFTは56万円での二次流通が成立しています。
さらにHEXAのウェブサイト上の広告枠へ広告を出稿できる広告枠NFTであるHEXA LAND NFTも発行され、先着順販売が数分で完売するほどの人気を博し、 HEXA Genesis LAND #6 は 600万円、 HEXA Metropolis LAND #41 は 140万円、 HEXA Town LAND #83 は 34万円、 HEXA Sand LAND #2085 は 10万円などでの取引が成立しています。
HEXAメタバース・ゲートウェイのメタバース3D空間では、保有している3Dデータ、画像データ、映像データ、音声データなどのNFTを飾ることができます。住民票NFTを保有しているユーザーは自分の家にNFTを飾って友人を招くことができたり、HEXA LAND NFTを持っているユーザーは家をLAND上に建てて多くのユーザーに認知してもらうこともできたりします。
HEXA LAND NFTはこれまで、HEXAサイト上に広告を掲載できる広告枠NFTとしてGod、Genesis、Metropolis、Town、SandのLANDを販売してきました(詳細はこちら)。HEXAメタバース・ゲートウェイプロジェクトの発表に伴い、HEXAサイト上の広告枠を持たないSandの外側のPlain LAND NFTの発売も今後予定しています。Plain LANDはHEXAメタバース空間の人口増加に伴い、未開拓のPlain LANDが徐々に開拓されていく形ととなります。一方、広告枠NFTとしての機能も搭載したGod、Genesis、Metropolis、Town、SandについてはHEXAメタバースの中心部の一等地に位置し、今後追加発行されることは一切ありません(サイト広告枠についてはリリース済です)。なお、2022年5月にはαリリースとして、自分の家にHEXAで発行されたNFTを飾って人を招き入れることができるようになりました。また、2023年5月にはβリリースとしてHEXA LANDの自分の土地に街を作ることができるようになりました。
HEXAメタバース描画品質設定
画面の描画品質を、High、Middle、Low、Autoと切り替える事ができます。スマートフォンなどからアクセスし、開けない場合、メタバーストップページの「設定」からLowを選択して再度同じブラウザで開くことで開けるようになる場合がございます。なお、Autoの場合は最初にHighのモードで開かれ、デバイスのパフォーマンスに応じて徐々に描画品質が低下します。また、Lowでは透過・反射などがOFFとなります。
アバターNFTの仕様について
HEXAメタバースで使用できるアバターNFTについて、当初はアバターNFTの仕様に制限をさせて頂きます。今後、平均スマホ端末の性能向上、スマホブラウザの最大メモリ容量の制限の状況などを踏まえ、今後緩和される可能性があります。
- 三角ポリゴン数32,000以下
- オブジェクト(メッシュ数)14以下
- マテリアル数14以下
- ファイルサイズ5MB以下
- アバターには、立つ、歩く、走る、跳ぶ、浮遊、飛ぶ・泳ぐの最低限6つのアクションの設定をglbファイルの中に含め、アクションの名称は stand, walk, run, jump, floating, swim などわかりやすい名称にしてください(glb設定とHEXAでのアクションの紐づけを発行申請時及び仕様時の設定で行っていただきます)
- 跳ぶのアニメーションについては、実際にメタバース上での動作を発行申請画面にてご確認いただき、ご調整をいただけますと幸いです。今後さらなる詳細のご案内ができるよう努めてまいります。
- 上記6つのアニメーションに加え、4つのアニメーションを追加することで、アクションボタン1~4にアニメーションを割り振ることも可能です
- NFT発行者がデフォルトの設定を発行申請画面で実施。保有者も自由にアクションの割り振りを変更できます。そのため、アクション名はわかりやすいものにしていただくことをおすすめします
*平均スマホ端末の性能向上、スマホブラウザの最大メモリ容量の制限の状況などを踏まえ、今後緩和される可能性があります
なお、アバターNFTのテスト環境については今後、ご提供させて頂く予定です。
アバターNFTの仕様を制限する理由
制限の意図としては、ウェブブラウザ上で誰もが気軽にメタバース空間に訪れてもらう観点で、現状のスマホブラウザのメモリ容量の制限(メモリ容量を超えてしまうとブラウザがクラッシュしてします)及びスマホのブラウザに使える処理の限界(動作が重くなってしまう)から制限をさせて頂く形となりました。一般的なコンテンツが既に用意されているメタバースと異なり、自由にユーザー様が3Dオブジェクトを設置できる観点から、1つでも重いNFTが混じってしまうと、それによってクラッシュしてうまく動作ができなくなることが生じてしまうためでございます。
ファイルサイズや要件を満たすためのTIPS
HEXAにて過去に販売されております3Dデータを確認させていただきましたところ、3Dデータについて、ファイルサイズが重かったり、表示が重い方は下記の操作を実施することでファイル容量の削減や表示の高速化が可能でございます。
既に下記の最適化を実施されている方もいらっしゃいますが、下記を実施することで削減されるケースが多くなっておりますので、ご参考頂けますと幸いです。
1)オブジェクトの統合
2)テクスチャデータの圧縮(同じテクスチャを複数オブジェクトで活用も含む)
3)GLBファイルの圧縮:glTF Draco圧縮アルゴリズムなど
4)アニメーションの最適化:不要なキーフレーム削除、アニメーションループを最適化
5)不要なデータの削除:未使用テクスチャ・マテリアル削除、未使用ノードの削除
3Dオブジェクトの表示が重かったり、ファイルサイズが重くなっている方はご確認頂けますと幸いです。
エリアNFTの仕様について
エリアNFTは、HEXAメタバースのHEXA LAND 内において各Sandサイズごとに設定できる当たり判定付きのNFTとなります。当初はエリアNFTの仕様に制限をさせて頂きます。今後、平均スマホ端末の性能向上、スマホブラウザの最大メモリ容量の制限の状況などを踏まえ、今後緩和される可能性があります。
サイズ:20MB以下
オブジェクト(メッシュ)数:750以下
三角ポリゴン数:20万以下
マテリアル数:750以下
テクスチャサイズ:最大1024px ✕ 1024px
縦横比:スクエアサイズ(正方形)
Bounding BOX:エリアの縁と一致
原点:エリアの床の中心
エリアとアバターサイズ比較:アバター20*20*20に対し、エリアは1,000✕1,000サイズ(サイズは自動で1,000✕1,000サイズにリサイズされます)
当たり判定:nocollision_ で始まる名称のメッシュ以外に当たり判定がつきます。当たり判定をつけたくないメッシュの名称はnocollision_ をつけてください(当たり判定はメッシュの表側のみ作動します)
*Bounding Boxの縁については、他のエリアと接する側面について一致が必要です。なお、高さ方向の軸上に原点があれば、高さの設定については現状、制限は想定しておりません。すなわち、地下や高い建物や山脈なども可能ですが、仕様制限の範囲内である必要があります。また、直接指定LANDに入る場合のスタート地点については自由に設定いただける予定です。
**平均スマホ性能を踏まえ、現状ではアニメーション付きの当たり判定は動作しません
既知の不具合
(2023/6/5)gLTFの KHR_materials_transmission 拡張プラグイン:gLTFの KHR_materials_transmission 拡張プラグインを利用しているGLBファイルの場合、このようなマテリアルが含まれているオブジェクトが一度消えて再度表示されると、そのオブジェクトだけではなく、他のすべてのオブジェクトの透過処理したマテリアルが消えてしまう問題が見つかっております。こちら根本的な描画システムの問題となり、すぐの解決策がなく、引き続き調査中となります。KHR_materials_transmission 拡張プラグインは使用されないことを現時点ではおすすめいたします。ご不便をおかけしまして申し訳ございません。
エリアNFTの仕様を制限する理由
制限の意図としては、ウェブブラウザ上で誰もが気軽にメタバース空間に訪れてもらう観点で、現状のスマホブラウザのメモリ容量の制限(メモリ容量を超えてしまうとブラウザがクラッシュしてします)及びスマホのブラウザに使える処理の限界(動作が重くなってしまう)から制限をさせて頂く形となりました。一般的なコンテンツが既に用意されているメタバースと異なり、自由にユーザー様が3Dオブジェクトを設置できる観点から、1つでも重いNFTが混じってしまうと、それによってクラッシュしてうまく動作ができなくなることが生じてしまうためでございます。
なお、最もよく使用されているiPhoneの場合、ウェブブラウザ上で40~60MB以上のファイルを読み込むとクラッシュしてしまうiOSの問題がございます(HEXAメタバースに限りません)。VRAM上での制限となりますので、多くのアプリを開いていたり、タブを開いていると少ない容量でもクラッシュしてしまいます。今後のiPhoneやその他のスマートフォンの性能向上を待ち、将来的に制限は軽減される可能性があります。
ファイルサイズや要件を満たすためのTIPS
HEXAにて過去に販売されております3Dデータを確認させていただきましたところ、3Dデータについて、ファイルサイズが重かったり、表示が重い方は下記の操作を実施することでファイル容量の削減や表示の高速化が可能でございます。
既に下記の最適化を実施されている方もいらっしゃいますが、下記を実施することで削減されるケースが多くなっておりますので、ご参考頂けますと幸いです。
1)オブジェクトの統合
2)テクスチャデータの圧縮(同じテクスチャを複数オブジェクトで活用も含む)
3)GLBファイルの圧縮:glTF Draco圧縮アルゴリズムなど
4)アニメーションの最適化:不要なキーフレーム削除、アニメーションループを最適化
5)不要なデータの削除:未使用テクスチャ・マテリアル削除、未使用ノードの削除
3Dオブジェクトの表示が重かったり、ファイルサイズが重くなっている方はご確認頂けますと幸いです。
HEXAメタバースのよくある質問
「問題が繰り返し起きました」と表示されて開けない部屋がある
HEXAメタバースの部屋機能では、設置可能なNFTに制限を設けておりません。そのため、ご利用されているスマートフォンブラウザのメモリ容量を超過するNFTが設置された部屋は、「問題が繰り返し起きました」というエラーが表示されて開くことができません。
これは、ご使用されているスマートフォンの性能だけでなく、ご使用されているスマートフォンのブラウザアプリの状態に依存します。そのため、スマートフォンで開いているアプリを減らし、さらにスマートフォンブラウザで他に開いているサイトのタブを閉じることで開ける様になることがあります。
HEXAの部屋では無制限でNFTの設置が可能ですが、HEXAのLANDではより多くのユーザー様が開けるよう、ファイルサイズやポリゴン数等に制限を設けております。今後、HEXAをご利用いただいているユーザー様の平均のスマホ端末・スマホブラウザの性能の向上によってその制限を解除させて頂く予定です。
なお、ご参考までに iPhone 13などのiOSデバイスでは、ブラウザで読み込む3Dデータサイズが40~60MBを超えるとクラッシュしてしまうようです。これはHEXAメタバースに限りません。iOS側の問題修正やスマホ・ブラウザの性能向上待ちとなります。
性能の良いパソコンやスマホを使っているのにカクカクして重い
HEXAメタバースでは、一般の誰でも自由に制限ない3Dコンテンツを展示できることを将来的に目指しております。そのため、一見して複雑なオブジェクトが存在していない場合でも、発行者様の発行されたNFTのポリゴン数やファイルサイズ、反射設定の複雑さによっては描画計算が膨大となり、重くなってしまう場合があります。
スマホアプリではなくウェブブラウザベースとしている理由
スマホアプリとしてメタバース空間を提供することで、より多くの端末で、より軽快な動作で、より表示品質高くメタバース空間の実現が可能となります。しかし、HEXAメタバース・ゲートウェイプロジェクトでは、トップページに従来より掲載させていただいております通り、将来どのようなメタバース空間が登場するにせよ、先んじてデータの所有権やコミュニティを形成するということを目的としております。そのため、NFTマーケットを主体としたメタバース空間上での活動を行うことに重きをおいておりますため、アプリにすることでNFTの取引に別途30%のアップル/Googleへの手数料が発生することを避けるため、ウェブブラウザベースとしております。また、インストール不要でシームレスにメタバース空間を気軽に確認できるという点も重視しております。
他のメタバースより動作が重く感じる
3D描画システムについては、他の多くのウェブブラウザ上で動作する描画システムと基本的に同一のシステムを使っておりますが、下記2点で他のメタバースよりも重く感じる要因があると考えられます。
1)スマートフォン版はアプリではなくウェブブラウザベースとしている
HEXA(ヘキサ)はNFTを通じた経済活動を主としたメタバースであり、アプリにしてしまうとアップルやGoogleに取引額の30%の手数料を追加で支払う必要があります。さらに、気軽にメタバースを訪れて頂く観点から、アプリのインストールを不要とするブラウザベースとしております。そのため、ブラウザアプリの性能の限界(読み込めるファイルサイズや読み込めるテクスチャサイズの制限、ブラウザアプリで許可された処理リソースの限界)があります。そのため、アプリと比較して、スマートフォンの性能だけでなく、ブラウザの性能向上にも制約を受けるという課題があります。これらは、将来のスマートフォンの性能向上(平均的にHEXAを利用されるユーザー様のスマートフォンの性能)やウェブブラウザの性能向上を待つ必要があります。
2)自由に様々なNFTを設置できる
多くの予め空間が用意されたメタバースと異なり、HEXA(ヘキサ)はC2C型のメタバースを目指しており、ユーザー様のコンテンツを自由に設置することができます。そのため、同じファイルサイズやポリゴン数であっても、オブジェクトのちょっとした差異でコンピューターが3Dを描画するときの速度が大幅に変わります。そのため、1つでも処理が重くなるオブジェクトが含まれる場合、重くなってしまうことがあります。HEXA(ヘキサ)ではなるべく、わかりやすい制限、だれでも簡単に利用できるプラットフォームを目指す観点から、重いオブジェクトが置かれてしまうことを防ぐよりも、設置できるオブジェのトの成約をシンプルするメリットを選択しております。
一度も購入されていないNFT(発行NFT)を第1回住民票NFTで飾る際のよくある質問
一度も購入されていないNFT(発行NFT)をHEXAメタバースに飾ろうとしても一覧に表示されない場合、家主モードの右上設定ボタンから、お部屋の設定が「クリエイターズショップ」のモードになっているかをご確認ください。クリエイターズショップモードにすることで、購入されていない一次販売中のNFT(レンタル含む)を飾れるようになります。
ユーザー様のHEXAメタバース空間(一部)
NFTマーケットプレイス「HEXA(ヘキサ)」とは
日本円だけでもNFTの発行や売買ができる日本のNFTマーケットプレイス。クレジットカード決済でPCスマホから簡単にNFTを購入できます。仮想通貨やウォレットは一切不要で、すぐにNFTを購入したり、売却したり、発行できます。購入したNFTはHEXA住民票NFTがあれば、HEXAメタバースに飾って楽しむこともできます。また、WEB3.0型オンラインサロンやファンクラブなどのコミュニティ機能も搭載しています。
企業様のお問い合わせ
メタバース空間上でイベントを実施したい、店舗を出店したい、展覧会を開きたい、遊園地を作りたい、ゲームセンターを作りたいなど、メタバース企画をご検討されている企業様のご申請を幅広く受け付けております。ご申請はこちら。
HEXAメタバースの不具合報告
HEXAメタバースは現状ベータ版となっており、機能改善を進めております。バグや不具合を発見されましたらこちらから不具合報告をいただけますと幸いです。改善を進めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。